聖書の起源と目的

19詩編

 聖書は66の全集となっているが、その共通の主題が何であるかは、聖書自体が明らかにしている。最もはっきりしているのは、使徒パウロのテモテへの手紙の中にある。

【テモテへの手紙第二】3章
16節 聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
17節 神の人が全ての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。

 聖書の目的については、信仰や救い、人間と神との関係を導くためのものと解釈されることが多いそう。
 ヨハネの福音書や詩編では、目的が示されている。
【ヨハネの福音書】20:31
 「これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなた方が信じるためであり、また信じて、イエスの名によって命を得るためです。」 とされており、これは、聖書の目的が信仰を促し、永遠の命へと導くことにあると述べています。

【詩篇】119:105
 「あなたのみ言葉は私の足のともしび、私の道の光です。」 これは、聖書が人生の導きや道徳的指針を与える目的を持つことを示している。

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