エルフィンロード・千歳線跡

廃線・廃駅

平成27年(2015)8月16日(日) 北広島駅~(エルフィンロード)~札幌駅 24.8km 3時間20分(10時頃スタート)

  北海道マラソンが近づいてきて、走り込みで体が疲れ気味なのと、お盆の帰省でお酒を飲みすぎて調子が悪いが、気を奮い立たせてランニングへ。
 今日は、これまで完遂できていない、北広島から札幌の東札幌まで伸びている自転車道路を完走することと、できれば札幌駅まで走ることである。
 これまでのこのコースは、白石や東札幌近辺まで走るのだが、その辺まで来ると、地下鉄の駅が近く、疲れてしまい地下鉄に乗ってしまうのだ。
 札幌駅からJRに乗って、北広島に向かう。あっという間についてしまう。天候は快晴で、時間とともに気温が上がってきた。このコースを走るのは5年ぶり以上であり、昔に比べると自転車とランニングで練習する人が増えたと感じる。
 走り始めるが、やはり体が重く、二日酔いで調子が悪い。それなので、のんびりと7分ペース程度で休み休み走る。走って汗で体がアルコールが抜け、上野幌当たりまでくると調子が上がってきた。
 札幌市に入ってから東札幌まで○kmや地下鉄○○駅まで○mといった看板が出来ていた。5年前はなかったなあと思いながら走る。
 この道の由来が書いていたが、ここは大正時代に開設された鉄道の跡地だったのだ。ちょっと歴史を感じて感動。以下、転記。
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 大正15年(1926年)8月、北海道鉄道株式会社により進められていた沼ノ端~苗穂間の札幌線鉄道が6年の歳月を経て、完成した。沿線の胆振・十勝・石狩地域は、木材・薪炭・石炭・クローム鉱などの資源が豊富であったことから、この鉄道は資源開発の使命を帯びたものであった。鉄道沿線白石村内には、東札幌・月寒・大谷地・上野幌などの駅が開業した。
 昭和18年(1943年)8月には、戦時下における陸上交通網の整備と強化のため私鉄の買収が行われ、当時海軍飛行場があった千歳を拠点に国鉄千歳線として改変された。
 その後昭和48年(1973年)9月には、新しい幹線(元JR線)が開通したことから、旧千歳線は廃線となり、翌年の昭和49年(1974年)8月、その路線後に白石サイクリングロードがが誕生した。
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 白石近辺までくるといきなりスコールが襲ってきたが、トンネルの下でしばらく雨宿りと体を休めることが出来た。
 そして、東札幌の南郷通りを横断して、札幌コンベンションセンターの北側の公園まで伸びる終点に向かう。体力が落ちてきたが、何とか頑張って終点に到着。ここまで約20km、3回目のランニングでようやく完遂。
 そこからは12号線を走って、札幌駅へ向かう。

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