三里浜トーチカ

戦跡・古戦場

根室市三里浜(三里浜、トーチカ)、根室戦跡訪問ランニング

 令和元年(2019)11月4日(月祝) 9時半頃発 4.6km 36分
 
 三連休の三日目、本日は落石三里浜のトーチカ跡を走って訪問することにする。
 ここは「であえぶつ」さんのホームページで、トーチカがあることがわかっていたが、海岸をしばらくいかなければならず、一人で訪問は心配だった。今回は、職場のラン仲間が同行してくれるので、訪問を決行することにした。
 
 https://chaenomeles.net/page-8292/#toc_id_2_0_3 へのリンク

 落石の市街地から少し離れた海岸に車を停めて走り始める。快晴の下、海も穏やかで、快適な砂浜ランニングだ。誰もいないも思いきや、軽トラに乗ったおばちゃんや、父子の散歩連れなど結構人がいる。なお、ここは、今年始めたサーフィンで、2回目にサーフィンしたところだ。
 走り始めて2kmほどであっという間にトーチカに到着。ここのトーチカは、これまで訪問した桂木や友知などのトーチカと違いはるかに巨大だ。高さも幅もそれらのトーチカの1.5倍か、2倍くらいはあるだろうか。さらに、形も違う。これまで見てきたトーチカが立方体に対し、海側からおそらく正面から見ると凸型になっている。さらに両サイドに入口が横倒しになって倒れている。「であぶつさん」によると、このトーチカは本来砂浜ではなく、もう少し高いところにあったが、崩落したとのこと。
 戦時中に、敵国の上陸に備えて、このような大規模な構造物を構築するとともに、兵士がここに潜んでいたことを思うと感慨深い。

 トーチカを後にして戻ることにするが、100mほど戻ると海岸段丘に登れそうな場所を見つける。この辺は花咲線の絶景スポットのはずなので、ついでなので登ってみる。
 小さな谷状のところを登り、頂上に近いところに大きな銃眼、奥に行くにつれて半径が小さくなる監視穴のようなものが見えてきた。なんと、おそらくここも戦時中に作られた監視用施設である。トーチカのような構築物はないが、地中に監視スペースがあるに違いない。この地は高度があり、谷筋状に海岸線と落石半島がよく見える監視する好立地条件となっている。
 そして、その脇は花咲線が通っている。思いもかけず、大発見ができ、大満足しながら、走って車に戻ったのであった。

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