伏見台・聖上御統監之地

山登り

平成28年(2016)5月15日(日)由仁駅~(国道234号線)~古山~古山貯水池~伏見~伏見台公園(標高146m)~由仁駅 12.5km 1時間54分

本日は、長沼で水を汲んだ後、由仁町を走ることに。
 由仁駅に車を停めて、国道234号線を南下。役場前の道路から山側の道路に入ると、大正時代の古民家のカフェがあった。
 古山の交差点から右折して、道道1008号線を西に向かう。ここから上り坂になり、平地から傾斜地になり、酪農地帯になる。誰もいない古山貯水池に到着。由仁町の遺跡表示と神社を発見。やはり吉方では良いことがある。ここでおにぎりを食べた後、由仁ガーデンや伏見台方面の道路に右折する。
 由仁ガーデンには寄らず、伏見台公園に行くと、芝桜の斜面の上に、「聖上御 統監之地」という碑がある。碑を読むと、昭和11年に陸軍最後の特別大演習が行われ、昭和天皇が伏見台の頂上から統監されたという。説明版から転載。

【聖上御統監之地】
 昭和11年10月3日、第34回陸軍特別大演習が天皇をお迎えして由仁町を中心に大演習が実施された。この陸軍大演習とは、明治25年第1回宇都宮大演習から始められ、毎年全国から1地域を選び、その地で2個師団以上の大規模な演習が実施された。
 この大演習は軍事訓練の目的とともに皇室を中心とする愛国心の啓蒙を重視して行われたものであった。昭和11年の第34回で、この大演習の歴史を閉じることとなるが、天皇行幸のもとに広田弘毅首相・各大臣・外国武官・報道関係者が多数来朝した。御統監の地の伏見台には、仮設郵便局が設けられ、由仁~東京間の直通電話が敷設された。
 大演習の準備やその警備も大変で、行幸道路の三川~古山~由仁間の道路は、由仁村各青年団はもとより、空知管内の青年団、青年学校生徒の勤労奉仕によって改修整備された。特に伏見台頂上部分は陛下が馬から降りて直接歩かれる所であるので、軍隊の手によって聖地整備された。

 最後に由仁の市街を散策。昭和の雰囲気が残るお店があった。今後来てみよう。

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