八雲町立岩・大山津美神社

旅ラン

平成25年(2013)12月1日(日)13:30頃出発 
遊楽部川河口近辺の公園~国道277を熊石方面に向かう~立岩~清流建岩橋を左折~道道42号線~八雲市内 12.8km 1時間41分

 せたな町から八雲町に行く時、牧草地やデントコーン畑の中で目立つ立岩とその横の大山神社がいつも気になっていて、いつかは訪れ、登ろうと思っていた。しかし、夏は熊や蛇が怖いので、雪が深くない初冬か、春に登ろうと決めていた。今日は森町からせたな町に帰る際、ふとそのことを思いつき、天気も良いので実行することに。しかし、ただ登るだけでは、面白くないので、八雲町の市街地に車を停めて、国道277号線を立岩まで走り・登り、近くの交差点から道道42号線を走る循環ランニングにチャレンジ。
 牧草地帯を走るが、正面に遊楽部岳、太櫓岳が綺麗に見える。車ではあっという間の距離だが、20分ほどかかり立岩に到着する。まずはじめに大山津美神社にお参りする。結構、道から奥にあり、これは夏、熊が怖いなと思いつつ、歩く。
 あっという間に到着するが、社は最近建てられたようだ。扉は空いていて開けると、由緒が書いてある。なんと、ここを作った神主さんは、織田信長の微男子の小姓だった森蘭丸の子孫なのだ。一人で感動しながらお参りし、神社をあとにして、近くの立岩に登る。急傾斜であるが、階段の道がついている。ちょっとした山登りだが、5分ほどで、岩の頂上に到着。木の枝で遮られているが、約270度の絶景である。昔の人はこうした自然に対し畏敬の念を持っていたのだと、しばし感動。
 しかし、風も強くなり、また、高所恐怖症の自分にとっては長居はできず、降りる。途中にちょっとした広場があって、石碑が祀られている。
 その後、道道42号線を通る。これまた途中で、芥川賞の「コシャマイン記」を書いた鶴田和也の碑がある。これも車で走っていてはわからない。碑によると八雲の地に半年滞在したという。「不遜ならざれば、未来を悉く失う」と書いてある。現代語に訳すと「思い上がっていると、未来が拓かれない」という意味か?八雲の市街地を通って、駐車場に戻る。約12km、1時間半の心地よいランニングでした。

<大山津美神社の由来>
大山津美の神(山の神)は日本創造の大神の伊邪那岐命、伊邪那美命の二柱の第13番目の御子である。明治27年ころ森桂氏(森蘭丸の末裔で八雲神社初代神官森富崇氏次男)鷲之巣入植開墾に従事し之を祀る。・・・ 

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