小樽市銭函~下手稲通り(発寒稲積開拓の碑等)
令和3年(2021)9月7日(火) 18.5km 2時間40分
小樽市銭函~下手稲通り(手稲星置、曙、新発寒、発寒)~家
小樽銭函のサーフスポットを訪問したかったので、JRで銭函まで移動して走って帰ってくることにする。
銭函駅で降りて、線路沿いに小樽方面に歩く。線路の浜辺の間がとても近い。しばらく歩くとサーフスポットに到着した。午後であり凪いでいるでサーファーはいないが、晴天の中で海が綺麗だった。
帰りは国道5号線を走らず、下手稲通りをひたすら帰ってくる。途中、追分通の交差点のところで、以前訪問したことがあるが、開拓碑等を訪問したので、いずれも「歴史のあしあと札幌の碑」さんを参考に碑文等を記載させていただく。
【発寒稲積開拓記念碑】
向かって左側の碑である。白御影石が積まれた台座の上に、黒御影石でできた碑が置かれており、碑面には「発寒稲積開拓記念碑」と大きく刻まれている。
碑の背面には、「大正三年先人北渚(ほくちょ)より来たりてこの地を故園(こえん)と定む??(ぼうぼう)たる原野泥炭土にして地味瘠薄(せきはく)なり昭和九年乳牛を誘い全戸酪農を営む幾多の風雪に堪え艱難(かんなん)共にしこの地を豊穣の地となすここに先達(せんだち)の辛楚(しんそ)をを偲びこの碑を建立する
昭和九年自作農 昭和十九年第二開拓入植 期成会 会長 副会長 (氏名)」
と刻まれている。
【馬頭大神】碑
「発寒稲積開拓記念碑」の隣に建つのが「馬頭大神」碑である。石積みの台座の上に上台が置かれ、その上に注連縄が飾られた自然石の碑が建てられています。碑面には大きく「馬頭大神」と刻まれています。碑の背面には、「昭和十五年五月建之」と刻まれている。
上台の裏側には、「発起及世話人 近藤慶八 部落一同 他村有志寄附」と刻まれている。
台座の裏面には、白御影言いでできた石板がはめ込まれており、そこには
「馬頭観世音碑破損の為開拓記念碑建立と同時に補修移設昭和六十一年九月吉日〇建立」と刻まれている。
【延命地蔵尊、観音像】
下手稲通と追分通の交差点に並ぶ3つめの碑は、「延命地蔵尊」ともう1基の観音さまの石像である。白い木造の小祠の中に収められた2基の石像のうち、向かって右側にの錫杖を手にした坐像の台座に、「延命地蔵尊」と刻まれている。左側の観音像は無名であるが、いずれの観音像も地域の人たちに大事に祀られているようだ。
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