中山道13高崎宿

中山道

令和6年(2024)4月28日(日) 高崎宿
当日の総走行距離 19.9km 5時間20分

 高崎の街は都会だ。高崎アリーナでは体操の全国大会が開かれるようだ。高崎駅の近く、田町というところには、絹市場があったようだ。関東は明治時代養蚕が盛んだった。しかし、戦後、石油製の布製品の台頭で衰退していく。ここにも日本の産業潰しがよくわかる。

 本町三丁目交差点を左折する。ここから道が複雑になるが、自分と同じく中山道を歩く家族連れがアプリで確認していて、ついていくことにする。少し道を下っていくと岡醤油醸造事務所があった。説明板を読むと歴史を感じる。

【岡醤油醸造事務所と煙突】(説明板ポイント)
 天明七年に現みどり市大間々に創業した岡直三郎商店の支店として明治30年に開業。しょうゆ製造は平成に入り丘商店に委託しているが、事務所は創業当時のものがのこっている。京風造りの虫篭窓が残るなど明治時代を伝える数少ない建物。

 岡醤油のほぼ筋向いに財団法人山田文庫なる建物があった。入場自由なので少し見学する。

【財団法人山田文庫】(ネットより転載)
 公益財団法人山田文庫は、創立者・山田勝次郎・とく夫妻が私財を投じて、群馬県内の小学校、中学校及び高等学校の児童・生徒に対し、読書を通じ て勉強心の高揚を図ることを目的に、昭和49年に創設された公益財団法人です。以来、今日まで、県内の学校図書館の図書や視聴覚資料購入の助成を継続し、令和2年度まで対象とした学校は約400校にのぼり、総額約9、 000万円の支援を実施しています。また山田夫妻の蔵書を中心に約5万冊の書籍を保有しており、平成3年より私立図書館事業を実施しています。これまでに延べ3万人の市民に利用さ れています。「心の糧と緑豊かな和風図書館」として、山田勝次郎・とく夫妻の高まいな遺志の継承、充実発展に努めています。

 高崎宿はおそらくこの辺までなのだろう。

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