開拓記念碑(岩見沢市栗部)

石碑等(開拓記念碑)

令和7年(2025)5月5日(月祝) 岩見沢市栗沢支所~くじら山53m~道道817号線~クラインガルテン~由良地区~耕成地区~砺波(となみ)~スタート地点 約21km 3時間

 砺波地区から栗沢市街地の反対側、北側にグーグルマップで石碑を見つけたので、疲れているが、片道1.5km走って行く。栗部地区の90年開拓記念碑だった。

【開拓記念碑】
 石碑の正面には上記のとおり刻まれ、「北海道知事堂垣内尚弘書」と添えられていた。裏面には次のとおり碑文が刻まれていた。
「昭和二十六年五月 坂東喜助外六名が個人貸下げを受け人跡未踏の大地 栗部の郷に開拓の鍬を下す 千年不抜の原始林に風雪炎暑の大自然と闘いつつ 成墾の徳命を果すに人集まって星霜此処に九十年を閲し 艱難辛苦の大業遂げて よく美圃豊穣の地と成す 謳う開墾の成果は和を以てした住民組合の設立 子女青年の教養向上に在ぬ 信仰と協同の精神により促進さる 慈雨を集めて流れる幌向川も時として水魔と化し本流泥海 萬物一瞬にして壊滅の惨禍を呈すも その都度 天の試練と将来の大成渇望の治水に心血を注ぐ 栗沢 北海両土功組合設立により一圓美田の園と成し 今日の農業構造改善により区画整然の良圃をみるは 農業近代化の先駆たり 堅忍不抜の志と協同一致の力は更に産業の振興に 消防組織創設による治安維持等郷土発展の礎と成す 昭和十六年行政区画が整正されるや 栗部連合部落会設立 自治の確立を示す 茲に開基九十年を迎え 吾等更に永安楽土の建設に邁進せんと誓う時 数多き先人の偉業を偲び感無量なり 現在の繁栄に奉謝し遥か来歴の一端を記し 以って後世に伝えんとして この碑を建立する者なり 昭和五十七年八月 栗部九十年記念」

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