初代校長菅井喜久治先生像(札幌市丘珠)

旅ラン

令和4年(2022)9月20日(月祝) 

 札幌大谷高校丘珠サッカーグラウンド~家

約12km 1時間30分

 息子のサッカーの試合を観戦後、走って家に帰るのだが、今日は丘珠小学校の横を通る。そうすると碑があるのではないか。小学校の歴史とともに、丘珠地区の歴史も刻まれている。
 「初代校長菅井喜久治先生」の胸像があり、その横の碑には「開拓の精神をうけつぎ 豊かな心で創造の道をすすもう」刻まれ、その下の説明の碑には、以下のように刻まれている。

「明治七年六月、開拓移住団副戸長安藤彦松氏と村人の協力によって、丘珠村四十六番地(今の丘珠神社の隣)に寺子屋の勉強をはじめたのが丘珠小学校のはじまりである。
 そして、丘珠教育所となづけられ、正式に公立学校として開校されたのが明治十年十月十七日であった。
 その後明治十九年丘珠一帯が大凶作にあり、村人の生活は大変苦しくなり、子どもの教育のためにお金を出すことができず、学校を閉じなければならない状態になった。その時、菅井喜久治初代校長は、自分の全財産を投げ出し、苦労に苦労を重ねながら、子どもたちのために、学校を守り通したのである。
 このほかにも数多くの危機をのり越え、熊の出没する原始林を切り開き百年の風雪に耐えて、本校の歴史が積み重ねられてきたのである。
 この開拓の歴史とともに歩み続けてきた丘珠小学校も、昭和五十ニ年十月十七日で、創立百年を迎えることになった。ここに百年をささえてきた先人の功績に感謝をささげ、丘珠小学校の輝ける将来を記念して、記念碑を設立したのである。
 昭和五十二年十月十七日 札幌市立丘珠小学校 創立百年記念事業協賛会

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