音江環状列石・稲見山

古墳・ストーンサークル・墓所

平成28年(2016)9月11日(日) ライスランドふかがわ~(12号線と道央自動車道の間の町道)~音江環状列石(稲見山113m)~(国道12号線)~ライスランドふかがわ 9時頃出発(13.3km)2時間13分

 休日の吉方ランニングに深川方面に出かけた。道の駅のライスランドふかがわに車を停めて出発。今日の目的地は、音江市街と音江環状列石であるが、走り始めて左足首に違和感が出る。昨日の組手で痛めたところだ。
 しかし、折角の遠出なので我慢して走り始める。音江小学校の交差点を左折して、音江神社に向かうと、左手に「音江法華駅逓所跡」を見つける。説明文によると「明治22年6月に建物が完成し、駅逓事業が始まり、上川街道の中継点として人馬を備え、宿泊と運送の便の重要な役割を果たした」とある。
 そして、その近くには、「深川市水稲発祥の地」の看板。説明によると明治23年に高橋惣吉氏が旧上川道路近くの音江川沿いの湿地10aに種もみを降ろして、水稲栽培がはじまったという。
 その近くに、昔の洋館風の建物があった。市のホームページに載っていないが、かえって調べてみると「深川市音江 旧鷲田農場事務所」だという。
 そのあと、例大祭の音江神社にお参りして、本格的に走り始める。
 この音江地区には結構歴史がある。

 そのあと、本日のメイン目的地の音江環状列石に向かう。国道12号線から高速道路沿いのおそらく町道を走る。おそらくこの道が上川街道なのだろう。
 しばらく走ると、左の足首の痛みがひどくなり、腫れてきた。途中でやめて引き返そうと思ったが、環状列石だけは訪問しようと思い、スピードを落として走る。町道を走り地図上で環状列石の近くに来ても看板が見当たらないので、その辺の家の人に聞くと、一度国道12号線に出る必要があるという。
 ここまで来るのに結構遠回りをしたと思い、痛い左足を引きずり国道12号線から音江環状列石の看板を見つけ向かう。
 環状列石は稲見山(113m)という小高い丘にあり、階段をどんどん上っていくと、環状列石に到着。林の中に石が環状に並んでいて、その中が小石で敷き詰められていたりするのが数個ある。説明版によると土器片や飾玉、弓などが出土しており、かつては祭跡かチャシ(砦)と想像されていたが、現在は墓であるという。
 自分としては、古墳やストーンサークルなどこのようなことについて、数千年前の縄文時代と近代、現代までの間に非連続性があるので、墓という説はおかしいと思っている。
 先週の洞窟のおかしい絵といい、どう考えても宇宙との交信があったしか思えないのである。
 
 音江環状列石をあとにして、国道12号線を走って、深川道の駅に帰った。

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