鹿追町市街の史跡

廃線・廃駅

令和6年(2024)3月16日(土) 鹿追町道の駅~鹿追町役場~JA鹿追町~北海道拓殖鉄道蒸気機関車~旧駅逓・鹿追町発祥の地  6.3km 55分

 鹿追町の道の駅に車を停めて、上記の史跡を訪問した。結構な情報量である。

【鹿追町開町百年記念】
 令和二年九月建立。裏面には次のとおり記載。「明治三十五年(1902)に開拓の一歩を踏み入れ、先人達の逞しい開拓精神のもと歴史を刻み、大正十年四月、当時の音更村から分村し、令和2年度は開町百年を迎える。未開の地を切り開き、想像を絶する艱難辛苦、困窮欠乏に耐えた多くの故人や先人の功績を讃え敬意と感謝の思いを新たにし、子の偉業を後世に伝えるため鹿追町開町百年を記念して碑を建立する。令和二年九月 鹿追町長 喜井知己」

【旧役場庁舎跡】
 (概要)大正十年四月一日、分村して民家を買い上げて行政執行。昭和4年庁舎新築の議、翌5年総工費7千円で新築。以来四十年使命を果たし、昭和49年現在地に移転。碑の設置と植樹が行われた。

【農魂共生】JA鹿追町
 (長いので転載は略)昭和23年設立。平成十年三月 創立五十周年記念式典挙行。

【北海道拓殖鉄道蒸気機関車】
 (概要)創設、昭和3年社長中木伊三郎氏。この8222号機関車は2代目平三郎氏の御厚意より寄贈。

【旧駅逓】
 鹿追町内には4つの駅逓があったのだ。
クテクウシ駅逓 大正2年 下鹿追旧市街
ウリマク駅逓  大正7年 瓜幕市街
東瓜幕駅逓   大正12年 東瓜幕15線
然別湖駅逓   大正14年 然別湖畔

【鹿追町発祥の地】
 表面には上記のとおりに加え、「鹿追町長吉田弘志書」、裏面には「開町80年記念により建立」と刻まれていた。

【鹿追村発祥乃地】
 表面には上記のとおり刻まれ、裏面には、何人かの入植者や歴史が刻まれていたが、後で転載する説明板の内容と重複するので省略。なお、昭和25年10月10日に開基10年記念時に建立したようである。

【説明板:鹿追発祥の地】
 明治35年、山田松次郎が美蔓高台を経てこの地に入地したのを皮切りに、笹川、上然別、下鹿追に次々と入植者が集まり、数々の苦難を乗り越え開拓を進めたことからこの地を鹿追発祥の地と定めている(以下、略)。

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