令和5年(2023年)2月26日(日)
第37回湧別原野クロスカントリースキー大会
於:遠軽町、上湧別町
(80km)
記録:6時間16分17秒(4分40秒/㎞) 参加種目71位
【参考】
2018:6時間6分6秒(4分31秒/km)111位
2017:5時間58分23秒(4分22秒/km)132位
2016:6時間36分15秒
ワックス ベースCH4,トップLF6にHF7を少し混ぜる
コロナ禍で暫らく中止になっていた恒例の湧別原野クロスカントリースキー大会80kmであるが、今シーズンは開催されるとのことで、職場の同好会でバスツアーを組んで参加する。今回は初参加の若者も数多く参加。現役組では自分が最高齢になってしまったが、今年は滝野で結構練習し、札幌国際スキーマラソンも50kmを完走し、ワックスも当同好会技術顧問のアドバイスでバッチリ塗ったので、過去の自己最高記録を更新しようと意気込んで参加。
前日は層雲峡の温泉ホテルに宿泊。バイキングで満腹になった後、部屋を移してアルコールをたんまり飲む完走を誓う会を開催。芋焼酎と日本酒を堪能して22時に就寝。
翌日は4時に起床し、バスでスタート地点の北大雪スキー場跡に到着。気温はマイナス15℃と寒いが、天候はまずまず。スタート地点から5番目に位置取りスタートする。ワックスがバッチリ合っているようで、下りをどんどん滑っていく。最初の10㎞はキロ3分台、30㎞までも4分程度で快調に滑っていく。樹氷も綺麗で、途中太陽も顔を出して、素晴らしい景色が広がる。丸瀬布と瀬戸瀬で少し登りがあり、ペースが落ちたが、56㎞地点の遠軽に3時間20分程度で到着する。これまでは遠軽は12時位に到着だったのが、なんと11時頃に到着。最速である。
お汁粉を食べて、パンを食べ、簡易ワックスをかけてもらって、遠軽をスタートする。遠軽をスタートすると風向きが向かい風に変わり、雪もちらついてきた。向かい風はクロカンスキーをする者にとって一番気になるのである。身体がきつくなってきた上に、向かい風はモチベーションががた落ち。65km地点のパークゴルフ場を過ぎると、猛吹雪でホワイトアウトに。向かい風の上、猛吹雪の最悪の条件に。サングラスも効かなくなり、裸眼で走り続ける。雪が降り積もり、前の人の滑った後も消える。僅かに見える道の脇のピンクテープを頼りに滑り続ける。途中立ち止まっている選手もいて、ある人はスノーモービルで運ばれていった。後で聞くと低体温症でリタイア人もいるとのこと。
吹雪でペースも7分/㎞に落ち込み、喘ぎながら約1時間滑ると、残り10km地点で雪が止み、ペースは少し回復。向かい風のストレスは相変わらずだが、それでもなんとか6時間16分で到着。条件が良かったら6時間を切り、自己最高を記録できたのではないかと考え、来年も頑張ろうと考える。
チューリップの湯に浸かり、至福の一杯をいただいて、18時頃バスで札幌に帰る。
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