平成19年(2007)1月3日(水)
2007読売ニューイヤー歩くスキー大会 於:国営滝野すずらん丘陵公園(16kmコース)
記録:1時間30分
今シーズン初めてのクロカンスキーである。札幌転勤になり、近郊の大会は出ようと思って張り切っている。天気は快晴。しかし積雪が少なく、一部ブッシュやアイスバーンになっているので、気をつけるようにとのことである。
大会パンフレットを見て、知っている人はいるかなと思ったら、全然なし。見渡すと年配の方が多く、ふと杞憂が頭をよぎった。(この心配が後でトラブルになるとは・・・?)
大会事務局によると、この大会は時間も計らないし、途中でコース変更、リタイアも結構と言うことである。ラジオ体操をした後、出発。競争でないといいながら、結構みんなハイペースで自分も先頭集団に続く。しばらく登りが続き、展望台に近づき、遠くに無意根山や定山渓天狗岳、藻岩山などが見えてきて、写真を撮ろうと思ったが、やめて、丘の上の展望台にさしかかろうとしたと時であった。一人のじいさんが自分の横を通り過ぎようとしたとき、爺さんのスキーが自分のポールを踏み、その時ポールの先端約30㎝が折れてしまったのだ。ガーン!!、まだスタートして5分もたっておらず、まだ先は長い。しかも、展望台から難所の長い下りが待っている。その爺さんは、ちらっとこちらを見ただけで、謝りもせず、走り去ってしまった。
オイ!本当なら弁償だぞ!弁償しないまでも立ち止まって謝るくらいしたらどうだ!と内心で思いながら、しばらくそこで放心状態になっていた。優しい人や事務局の人は、大丈夫かと声をかけてくれたが、ここで立ち止まっていても、また、ここでリタイアしてももったいないので、復帰することに。その時点で何分経ったか知らないが、16コース組の最終組や次の10kmコース組が来ていた。素人が多いので、下りで転んだらどうしようと躊躇している集団の中での、復帰である。
前に職場の上司が湧別原野で同じくポールを折って、角材で完走した話を思い出し、自分の場合は何とか使えるからいいか!と自分を慰めながら走る。下りは何とかこなし、今度は、林間のアップダウンに入る。折れたストックを使うが、短いと感じるだけで、何とか走れる。でもたまにズボッと埋まってしまうのが難点。そのうちに短い方に上半身を傾斜させながら走るコツをつかむ。遅い人をどんどん抜いていく。ここでまた思ったのだが、抜く前に右行きますと言うのだが、年配に限って、譲らないでマイペースなのである。ストックの件もあったので、ますます頭に来る。
そういうことでやたらと人を抜いて、ゴールしました。時間は1時間30分ですが、途中10分くらい呆然としていたので、実質は1時間20分くらいかな。まあ、怪我もしなかったし、よしとするか。
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