定山渓天狗岳

平成18年（2006）8月5日（土）
07:00　駐車スペース出発
08:10　登山口
11:30　頂上：定山渓天狗岳（1145m）
12:00　頂上出発
14:30　駐車スペース　

　　職場の山仲間の同僚と数年ぶりに山へ。札幌近郊で行ったことがない定山渓天狗岳へ。定山渓に行くと岩峰が鋭いこの山はいつも気になっていた。そして、途中、ロープが必要な急なところもあり、過去には事故も多く起きており、一人ではちょっと心配な山であった。さらに、北海道も現在猛暑であるが、めったに行けない山なので強行することとした。
　６時に友人の家に集合し、１時間もたたないで登山口に到着し、７時に駐車場を出発。ガイドブックに寄れば、林道歩きが40分程度あるというが、林道を歩いていると、分岐があり、山の方にテープが巻いてある。みんなで間違いなく、そちらに方向転換して歩き、高度を上げるとだんだん道がなくなっていく。30分ほど歩いてこれはおかしいということで、引き返し、もとに戻る。１時間10分をかけてようやく登山口に出発。林道歩きが倍以上かかってしまった。
　　やっと、山道である。最初は森の中のなだらかな道が、徐々に川を渡りながら直登していく。この日も札幌は30度を超す猛暑であり、汗が噴き出してくる。結構急な登りもあり、どんどん高度を上げていく。動いているから暑いが、高度を上げると気温が徐々に下がるのもわかる。この山は花でも有名らしいが、あまり咲いていなかった。
　そうこうしているうちに、上部の岩峰が見えてきた。稜線に出て右に曲がると、いよいよ急斜面のルンゼ登りである。フィックスロープが2本ぶら下がっていて、これを活用して何とか上れた。ロープがなかったら、上るのは非常に厳しい。
　ルンゼ登りが終わるとなだらかな稜線を少し歩くとそこは頂上であった。我々が一番乗りであった。頂上から見渡すと、札幌岳、手稲山、羊蹄山、百松沢岳、神威岳など見渡せる。直下には札幌湖のダム。少し離れたところにまたダムを建設している。遠くには石狩湾、札幌のマチが見えている。
　頂上では恒例のビールで乾杯とインスタントラーメン祭りである。
　頂上です30分ほどくつろいだあと、下山。途中の小さな滝の滝壺で、裸になって水浴びをしたが、水が冷たく気持ちよかった。帰りは小金湯温泉まつの湯で一風呂浴びたあと、帰宅。