アポイ岳(2013)

山登り

平成25年(2013)7月14日(日)単独
09:59 登山口
10:43 5合目
11:07 馬の背
11:30 山頂
12:00 下山開始
13:31 登山口

  今回の日高旅行の2番目の目的は、アポイ岳登山である。この山は手頃であるにもかかわらず、春から秋を通じて、様々な高山植物が咲き乱れる花の百名山であるというが、まだ登ったことがなかった。
 前日は、昔の仲間と懇親会で、午前様になるまでどっぷりと飲んでしまった。朝は、酒が抜けるまで待って、静内を出発し、様似に向かう。天気予報は快晴であるが、太平洋側の海沿いは霧の中である。静内から、東静内、三石、荻伏、浦河、幌別、様似と懐かしい風景が広がる。ずっと霧の中であったが、アポイ岳に近づくと、晴れて来て、アポイ岳の山頂も見えてくる。普段の行いが良いのか?
 登山口である、アポイ山荘の近くのレストハウスに着く。駐車場は満杯で、バスも停っている。早々に準備して登り始める。最初は、緩やかな勾配の登りの林の中の快適な歩きである。途中5箇所の休憩所がある。各合毎の案内はもちろん、アポイ岳や高山植物などの案内看板も整備されていて、クマよけの鐘も整備されている。しかし、人がたくさん入っており、熊の心配もあまりなさそうだ。
 昨日、飲んだ酒がたっぷり汗となって出てくるが、一時間もかからないで、5合目の休憩小屋に到着。ここから、森林限界になって、傾斜も急になる。しかし、ここから高山植物のお花畑が広がる。花名はよくわからないが、黄色や紫のお花畑が広がる。一箇所、毒蛇注意の看板があってドッキリとしたが、岩場の影はあまり見ないようにして登る。
 馬の背に来ると、それまで曇りだった下界、特に様似、浦河方面が晴れて、絶景が広がる。山頂はもちろん、吉田岳、ピンネシリ方面もスッキリと見える。そうこうしているうちに山頂に到着。頂上には人がたくさんいる。頂上は白樺が生えており視界は悪い。5合目から頂上まで森林限界でハイマツしかないのに、頂上に白樺が生えているのが謎だという。頂上の神社にお参りしたあと、ピンネシリまで縦走しようと思ったが、片道5kmもあるし、二日酔いに加え、少し寝不足で体調が万全でないので、ここでやめてお湯を沸かしてカップラーメンで昼食。
 30分ほど休憩して下山。下山は早く行けるかと思ったが、登りとほぼ同じ時間の1時間半もかかった。登りが早すぎるのだろうか。下山後、アポイ山荘でひとっぷろ浴びた後、静内の友人宅に帰りました。

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