山鼻屯田兵の像

戦跡・古戦場

令和7年(2025)1月吉日 札幌市中央区円山~山鼻~澄川公園~自衛隊前駅 14.3km 2時間17分

 今日は午前中は用事を済ませて、午後は時間ができたので、山鼻から澄川方面に走りにいくことに。国道230号線の南警察署のところに山鼻屯田兵の像があった。

【山鼻屯田兵の像】札幌市中央区南29条西11丁目 山鼻日の出公園
 台座の上に結構な高さの屯田兵の像が建っていた。大きな鍬を持って遠くを見渡している。2枚の説明板には次のとおり刻まれていた。「明治九年 自然の荒野を拓いたたくましい開拓精神を永久にたたえて この像を建てる」「山鼻屯田兵の像 昭和四十二年八月十日 札幌市長 原田与作」
 像の横には由来記があり、次のとおり刻まれていた。「山鼻屯田兵の像 由来記 明治8年開拓長官黒田清隆の建議に基づき北方警備と北海道開拓のために屯田兵制度が布かれ、翌9年5月東北各県の士族240戸が移住し山鼻兵村を開いた。屯田兵は当時前人未踏の地であった山鼻地区を数々の困難を克服して切り開き輝かしい業績を残し札幌市発展の基礎を築いた。この地はこれら開拓先人の霊が眠る山鼻墓地であったが、市勢の飛躍的な発展に伴ない昭和40年から静寂のち平岸霊園に移転改葬した。こゝに往時を偲び先人の業績を讃えて屯田兵の像を建立した。」

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