山鼻公園(説明版)

戦跡・古戦場

令和7年(2025)12月29日(月) 北海道札幌市中央区南14条西10丁目

 以前はなかった「山鼻公園」の説明版が設置されていた。なんと中央区の中で最も古い公園で、明治14年当時は練兵場として使用されていた。

【山鼻公園】山鼻兵村練兵場
 地域のための公園づくり。明治9年、青森、秋田、鶴岡、宮城、岩手の5県から240戸が入植し、開拓の歴史が始まりました。農業の傍ら養蚕も行い、戸の地区は発展を遂げてきました。現在の山鼻地区はめざましく変貌していますが、当時の面影はこの公園内の緑豊かな大径木に見ることができます。この地区は札幌市の中でも主要な商業地域の一つであり、住宅地としても発展し続けています。山畔地区の中の中心に位置する山鼻公園は「地域のための公園づくり」を目指し、山鼻小学校や地元町内会との協議を経てプランづくりを進めるに至りました。
(山鼻小公園)山鼻公園は、中央区の仲も最も古い公園のひとつで明治14年当時は、山鼻屯田兵村の練兵場として使用されていました。明治、大正、昭和の歴代天皇あるいは皇太子が行幸された際のゆかりの地となっています。
(山鼻兵村開設碑)この山鼻兵村開設碑は、兵村開設20周年を記念して明治27年9月30日に建てられました。石碑は札幌軟石を積み上げ、台座を含めて6.0m、題字は時の屯田兵司令官永山武四郎の筆によります。平面には屯田兵が兵農の道に励んだ様子のあらましが語られています。現在は、旧屯田兵とその子孫を会員にして、「山鼻記念碑保存資産」が設立され毎年記念祭を行っています。

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