平成29年(2017)5月7日(日)苫小牧市緑が丘公園~苫小牧駅~(国道36号線)~宮の森町(糸井山神社)~(道道781号線)~緑が丘公園 (約20.6km 3時間13分)
5月に入り吉方位が南、南東方面に変わったので、苫小牧まで車で行って走ることにする。
緑が丘公園に車を停め、走り始め、まずは展望台に登る。 1998年に市制50周年を記念して建設されたそう。市街や海、樽前山など周囲を見渡せ絶景であったが、エレベーターで昇ったため、達成感はゼロ。
次にMEGAドン・キホーテの横を走り、苫小牧駅の中を通って国道36号線に向かう。ここからは無味乾燥の国道のランニングだ。
走り始めて右手に小さいに赤い神社がありお参り。名称は「大町寿稲荷神社」であったが、ネットに由緒等はでてこない。
しばらくそこからほぼ真っすぐの道を淡々と走る。今度は左手に神社が見えてきた。「糸井浜神社」だという。由緒が石碑に書いてあったので転載する。
「この地区は、明治、大正よりイワシ漁場として全国的にも有名であり、この神社は明治初期より襟裳等樹院末寺の地蔵尊が祭られ、またこの地区の住人や漁民が竜神さんをまつってこの地区(現在の小糸井、糸井、有明、日吉)の町内安全、豊作、大漁、家族健康祈願の神社としてまつられていました。大正9年に地蔵尊と竜神さんを合祀し、小糸井神社として建立され、この地区の守神として鎮座して居ります。平成元年神社の老朽に伴い新築しましたが、現在もこの地区の守神として、皆様をお守りしています。平成8年7月20日 氏子一同」
当初の目的は錦岡まで走ろうかと考えていたが、この辺で疲れてきたので、第2の目的地である糸井神社に向かう。線路の陸橋を越え、しばらく走ると丘の麓にその糸井山があり、糸井神社はあった。ここにも石碑があり、神社の由来を転載するが、途中で解読不能になった。
「安政3年(1856)幕府の命により榊原けい(金ヘンに圭)蔵、市川十郎は蝦夷地を調査し、野作東部日誌にこの地のことを次のように筆記している。越止居(コイトイ)、・・・・・(途中解読不能)」
昔の人はこのような丘の上に神社を祀り拝むことが多かったのかと感傷に浸りながら、逆方向に丘を降りると、さらに奥の丘の上に社が見えたので、登ってみることに。
丘の上の社に登ってみると、そこは馬頭観音であった。昔の人は農耕で働く馬を敬い、亡くなった後は馬頭観音として祀っていたのだ。
糸井神社を後にして、道道781号線を走って市街に戻る。西風が強くなり、すごい追い風だったので、疲れた体にはとても助かった。
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