平成29年(2017)4月30日(日) 8:00頃出発 19.8km 3時間7分 深川駅~コップ山(313m)~丸山(114.9m)~深川駅
本日は午後に天気が崩れる予報なので、早朝に出発して、深川まで向かう。今日の目的地は深川から低山のコップ山に走って登り、その後、丸山に登って循環ランニングである。
深川駅に車を停め出発。線路沿いに旭川方面に向かい、総合運動公園のところで左折して、線路を渡り農道に入り、またすぐの交差点を右折しコップ山方面に走る。ハウスでは水稲の苗が緑に色付いている。コップ山に近づくと水田から牧草地に変わってきて、酪農家が何軒かあった。コップ山へ向かう道に左折ししばらく登り、公共牧場の道に右折し、公共牧場内の道を登っていく。もちろん周囲に誰もおらず、熊が心配だが見通しが良いので、思い切って登ってみる。つづら折りの道を上り、途中林の中を過ぎるとなだらかな牧草の頂上地帯。しばらく登ると、公共牧場の追い込み柵に到着。よこの藪の中を見ると三角点があるので、ここが頂上のようだ。
曇天だが景色は素晴らしい。深川市街と空知の水田が一望に見渡せる。そして暑寒別岳山系、ピンネシリ、音江山、神居山なども一望。それにしても暑寒別岳は真っ白で美しすぎる。しばらく佇んで下山を開始。帰りは道ではなく、牧草地を真っすぐに降りるとあっというまに登山口。そこからまた農道を達布方面に走り、丸山に向かう。
丸山の公園側に到着し、登るとカタクリの最盛期であった。ちょっと得した気分で、頂上に到着。ここは北海道三十三観音十四番霊場になっていて、頂上には救世観音像とお堂があった。ここでお参りして丸山寺側に下山。
インターネットによると、寺号の基となった「丸山」は、明治28年この地に屯田入植した人達が「原生林を伐採して丸山を初めて発見した」とのエピソードを残す程の、お椀を伏せたような海抜114mの小さなお山。丸山寺は、明治41年四国出身の弘法大師信者が発起人となり、このお山に新四国霊場を開基したことをもって、丸山寺の開山となったそうだ。
丸山を後にして、深川市街に向かうと、次は大圀神社を訪問。
ここ一巳地区は、北海道の他の地区と同じく、明治33年屯田兵の入植地で、出雲大社の御霊を分霊したのが始まりだそうだ。境内には忠魂碑をはじめ、開拓の石碑、そして、開拓に大きく貢献した農耕馬の銅像と家畜神社もあった。
大國神社でお参りし、深川駅に戻る。登山に加え、開拓の歴史を感じるすばらしいランニングであった。
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