ローマンデール・カウント・クリスタンの像

産業遺産

令和6年(2024)12月17日(火)北海道札幌市厚別区厚別南5-22-50

 十勝方面に向かう途中、マックスバリューの厚別店に寄ったら、牛の像があった。ここの地は以前、JHBSという種雄牛センターがあり、北海道酪農に大きな貢献をした種雄牛を顕彰して碑が建てられたのだ。この碑は北区の北海道ホルスタイン農協にもある。

【ローマンデール・カウント・クリスタンの像】
 ローマンデール カウント クリスタンは、日本のホルスタイン種牛の改良において比類のない大な功値を残した種牛です。
 1968年 カナダのローマンデール牧場で生まれたクリスタンは、1970年この地にあった北海道ホルスタイン農業協同組合人工授精所(1963年~1993年後に(株)JHBS)に輸入繋養され、1979年に没するまでの9年間をここで過ごしました。生産された人工授精精液の本数は23万8千本を数え、日本全国に4万1千頭余りの娘牛が生まれており、その子孫はいまなお繁栄を続けています。
 クリスタンは、雌牛に対する必乳量への貢献と体型、特に乳器において未だ類のない改良の軌跡を遺し、日本はもとより世界有数の名牛と称えられました。

 Romandale Count Crystan
EX-ST 93.0 1968・12・8〜1979・8・28 The greatest in the century is gone but he faithfully reproduced the best of his inheritance. Stephen B Raman

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