平成27年(2015)7月5日(日)SETANA RIDE 2015 8:00スタート 104km 5時間35分(休み時間込み)
せたな町合併10周年記念事業としてせたなライドが企画された。以前せたな町役場に勤めていた者として、帰省的な意味合いも含めて、参加を決断。
しかし、自転車競技は初めてである。しかもロードバイクを所有しておらず、25年前に通勤用に購入したクロスバイク「パナソニック スプリングボック」での参戦である。事前に関係者にロードバイクを持っていないのだが大丈夫だろうかと聞いたのだが、あなたなら「体力でバッチリですよ」と言われ、まあ、何とかなるだろうということで参加。
自転車ヘルメットは所有しており、レース用のウエアは借りたので、外見はそれらしくなった。
天候は晴れ予報。しかし、前日は前夜祭と昔の仲間と23時過ぎまで痛飲してしまい、完璧二日酔い。
さて、スタートである。マラソンのように一斉スタートではなく、5班に分かれてウエーブスタート。重たい自転車であるが皆さんになんとか着いていける。鍋坂を登り、また下り、東大里の長い登りに差し掛かる。ここで皆急速にペースダウン。体力だけは自信がある自分はギヤを落として結構抜いて登る。高度を上げていくと、はるか遠くに駒ケ岳が見えてきた。初めての発見である。
頂上から下り始める。結構スピードが出るので怖くブレーキをかけてしまうが、早い人にバンバン抜かれる。
そして第一エイドの西大里の村上牧場である。アイスクリームとチーズ、お菓子のカリンバが振る舞われた。ここの地点で22.kmであるが、1時間5分で着いてしまった。あれだけ長大が登りがあったにもかかわらずである。やはり自転車は早い。
ここから第二エイドの漁火公園に向かう。ほとんど下りなのであっというまに到着。ここで瀬棚名物岩シューとプリンが振る舞われる。
ここから海岸線を走って大成に向かう。太櫓海岸はランニングで何回も通っているが、自転車は早い。太櫓、鵜泊を経て、一昨年開通した日中部トンネル(約2km)と太田トンネル(約4km)を通る。トンネルの中は暗くて寒いが、やはりここも自転車だと早くあっという間に、第3エイドの太田緑地公園に到着。到着すると煙が濛々と立ち上がっている。炭を起こして待っていてくれたのだ。そしてエイドのフードが驚くことにバーベキュー。アワビ、ウニ、ホタテ、牛肉とすべて地元産の食材である。これでビールがあれば完璧だが、自転車なので仕方ない。レーサーがみんな驚いている。「これ何?」、「旨すぎ」、「こんなの初めて」、「来年も参加決定」・・・・・。時間帯もちょうどお昼ことに差し掛かりお腹もすいていたので旨かった。
ここからまた走り始めるが、ここから第一集団に参加してみることに。やはり早く着いていけなく集団から遅れ始め、サポートライダーのおじさんと二人きりになる。サポートライダーのおじさんに「遅くてすみません」と言うと、おじさん曰く「よくその重たい自転車で走っているな。あんたがロードレーサー乗れば、先頭集団に着いていける」と励まされる。
そうこうしているうちにあっという間に折り返し地点のてっくいランド大成に到着。ここでの休み時時間はほとんどなく、ちょっと休もうとしたらサポートライダーのおじさんから「90番(自分のこと)さん、行くよ」と言われ、また、サポートライダーのおじさん二人との二人旅。
第4エイドの太田にもあっという間に到着。ここの天気がピーカン、海の色も最高。しばらく休んでゴール地点の北檜山に向かう。
自転車はやはり早い。あっというまにゴール。ゴールすると、手打ちの蕎麦で振る舞ってくれた。
ゴールしてわかったのだが、自転車レースはフルマラソンに比べてダメージが少ない。消耗しきった感じ、足の疲労が少ないのだ。ただ日焼けが上腕と足の膝に集中して痛いのが難点だが、もう動きたくないというのがない。
蕎麦を食べた後、関係者に御挨拶して、札幌に帰る。
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