太平洋石炭販売輸送臨港線跡

廃線・廃駅

令和5年(2019)11月19日(日) 釧路コールマイン選炭工場~春採湖~釧路港東港石炭埠頭付近 約4㎞

 今日も吉方の南東の釧路市へ。特にどこを走るか決めていなかったが、春採湖付近をウロウロしていたら、表題の炭鉱輸送臨港線跡を見つけたので辿ってみることに。歩鉄の達人さんのサイトがとても参考になる。写真も転載させていただいた。

釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)(歩鉄の達人)

【臨港線の概要】・・・歩鉄の達人さんより転載させていただく
 釧路コールマイン株式会社は、北海道釧路市に本社を置く日本の唯一の坑内掘石炭生産会社。閉山した太平洋炭礦を縮小の上、引継いだ。会社の株主は、釧路ガス、釧路日産自動車、大栄産業、釧路石炭販売、釧路信金が上位5社であり、主に釧路の地方企業で構成された独立系エネルギー資源会社となっている。 太平洋石炭販売輸送株式会社は、石炭の販売や鉄道事業、倉庫業、不動産業などを行う太平洋興発(東証一部)グループの企業である。本社は 東京都中央区明石町8-1(聖路加タワー)に、事業所(輸送部)は北海道釧路市春採8丁目1-13にある。北海道唯一の私鉄で、北海道釧路市で釧路コールマイン選炭工場から釧路港東港区石炭埠頭の知人貯炭場まで、石炭輸送専用の臨港線を運営している。2002年1月に太平洋炭礦が閉山に至った後も、2002年4月にその一部鉱区を利用して採炭および海外技術研修を実施することとなった釧路コールマインの石炭輸送を担当している。2019年まで北海道釧路市で貨物鉄道として臨港線を運営し、この鉄道で釧路コールマイン選炭工場から釧路港東港区石炭埠頭の知人貯炭場まで、石炭輸送を行っていた。

 釧路コールマイン春採駅を出発。特に立ち入り禁止の看板もない。昔の写真を見ると、鉄道は建物の中まであったようだ。鉄道跡の砂利道を春採湖の方に向かう。春採湖の遊歩道沿いに砂利道の線路跡が残っている。湖が綺麗だ。春採湖が終了し、道道釧路環状線を渡ると立ち入り禁止の看板がある。ここ以降は立ち入り禁止以外の道路や海岸の岸壁等を歩く。この辺は弁天ケ浜と呼ばれているそうだ。快晴の下、左手に海を見ながら、絶景跡を歩く。米町本通りを過ぎるとこの線路跡も終了が近い。二つの陸橋跡が残っており、危険なのでここで終了。昔の写真を見ると、この二つの陸橋の間に石炭が積まれていたようだ。

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