妙福寺・北の沢・藻岩山

山登り

平成27年(2015)5月4日(月)単独

18.36km 4時間41分 
ばんけいサッカー場~妙福寺~小林峠~北の沢~藻岩山北の沢登山口~藻岩山~旭山公園~円山西町~家

 三男のサッカーの試合が盤渓のアンフィニサッカー場で開催されるので観戦。第1試合が9時に終了し、第2試合が10:30で時間があるので、妙福寺まで走る。お寺の手前から盤渓山への登山口があるが、ここは冬が主体のようだが、夏道らしき道もある。今度登ってみよう。道端から少し入るとタラの芽が結構なっており、採りながら走る。
 さて妙福寺に到着。ここは冬に訪れたことがあるが、夏は初めてだ。住職らしき人が法龍水に案内してくれ、水を飲ましてくれる。旨い。住職に聞くと、設立して90年になるそうだ。ネットから拝借。

(秘境100選ver2さんから)
この寺は盤渓の山間部にあり、中央区の西側の一番奥まった場所にある。そこはほとんど盤渓川の源流でもある。一九二六(昭和元)年開基の日蓮宗の寺で、初代と二代目の住職が尼さんの尼寺から始まっている。現在は男性の住職である。境内の広場に「法龍水」の立て札がある。冷泉を霊水として管理しているらしく、水の湧く場所に社がある。しかし、鍵がかかっていてこの霊水に触れることはできなかった。この社の傍の谷に水の流れがあり、ヤチブキの黄色い花が見事であった。

(ホラー好きのフライマンさんから)
 妙福寺には、「法竜水」と「妙竜水」の二つの泉に関した伝説が残されている。札幌の歴史と伝説をまとめた「さっぽろむかしあったとさ」(共同文化社、坪谷京子著)では、「妙福寺に棲む年老いた日精という尼が病気にかかり、この回復を祈った弟子の常隆という尼が、白石の願本寺から幌見峠を通って妙福寺に赴き1週間の断食を行った」
 「その最後の日に、夢枕に白髪の老人が現れ、山奥に万物に効く白い水と赤い水の湧き出す場所を伝えた。二人がその言葉に従い、お題目をとなえて鍬を打ち込むと白い水が湧き出た。法竜水と名づけたこの水を飲むと胃の具合が良くなり、目の悪い人はこの水で洗うと良くなった。また、湯殿を作るためにもう一箇所を掘ったところ、今度は赤褐色の水が出た。妙竜水と名づけたこの水は、皮膚病や神経痛に効くと評判になり、湯につかる人が絶えなかった」という。
 現在、「妙竜水」の湯殿は崖崩れですでに無く、「法龍水」は水の湧く場所に鍵のかかった社が設けられて、この霊水に触れることはできない。
 こうしたことからも、妙福寺はパワースポットと言える場所で、決して心霊スポットでない。寺に続く長い参道を経て盤渓山に登ることができ、桜や紅葉時期のハイキングにはうってつけの場所だろう。一度、法龍水を飲んでみたいがその機会はあるだろうか。

(転載終了)
 その後、またサッカー場に戻り、第2試合を観戦後、小林峠を越え北の沢地区へ。今日は藻岩山に登って帰る予定だが、まだ通ったことがない北の沢コースから登ることに。
 北の沢二股のバス停から左折して、農村地帯を登っていく。人家が終わると登山口である。途中でフキを採りながら登っていくが誰にも会わない。そうこうしているうちに、人がたくさんいる慈啓会コースに合流。そこから1kmほど登ると藻岩山頂上である。天気が下り坂で風が強く屋内でおにぎりを食べて下山する。帰りは旭山公園コースをたどり、昔通った円山西町の市街地へ出て、家路に着く。

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