桑園学寮記念碑・聖蹟碑

札幌市北区　北海道大学内（桑園学寮記念碑、聖蹟碑）

令和３年（2021）８月３１日（月）9.2km　1時間24分

　身体がなまっているので、今日もご近所ランニング。北大内の二つの碑を訪問した。
　一つ目は、農学部の南側、テニスコート近くにある桑園学寮跡。

【桑園学寮記念碑】
　「碑文北海道大学桑園学寮は、昭和24年札幌市北３条西14丁目に創設され、昭和36年北海道大学構内のこの地に移転した。昭和58年３月その歴史を閉じたが、その間学部男子学生512名がその青春を謳歌した　平成11年10月　記念碑建立委員会」

　その跡、北大のロータリーの近く、クラーク博士像の向かいに、石積みの碑がある。高産のザクロ石角閃岩という、現在では貴重となった岩石によって造られているそうだ。
　碑面上部には「聖蹟」の２文字が刻まれているが、これは閑院宮載仁親王により揮毫されたものと言われているそうだ。
　碑文は判然としないが、「歴史のあしあと　札幌の碑」さんから転載させていただく。
【聖蹟】碑
　「閑院宮載仁親王殿下篆額
　昭和十一年秋
　〇駕本道ニ幸セラレ〇〇校シ方ヲ省シ給フニ〇〇本學農學部ヲ大本營及在所ト〇〇〇セ給ヒ十月一日ヨリ〇日間駐御アラセラレ〇ニ十月八日畏クモ〇〇ニ行幸仰出サレ中央講堂二於テ諸員ニ謂ラ賜ヒ尋イテ農醫工理各學部ニ臨マセラレ親シク學術研究業績ヲ〇〇セラル是レ洵ニ本學〇前ノ盛事ナリトス乃チ之ヲ貞珉ヲ勒シテ〇〇光榮ヲ永久ニ記録〇
　昭和十二年三月」
　この碑文は、書道家の比田井天来の揮毫によるものと言われている。