美香保公園・高射砲台跡

戦跡・古戦場

平成27年(2015)10月12日(月祝) 約7km1時間5分 札幌市東区北20条~北22条東4~5丁目

 午前中に仕事をした後、道新夕刊に掲載されていた、美香保公園の高射砲台跡を走って訪問することに。以下、新聞から転載。

○新世代歌人 山田航のモノローグ紀行
・美香保公園の高射砲台跡
「スナック菓子の袋に頭突っ込んだカラスが迷い込む戦場に」
 
 札幌市東区北20条から北22条、東4丁目から東5丁目にかけて広がる美香保公園。札幌5輪で使用された屋内スケート場である美香保体育館をはじめ、野球場、テニスコートなどを備えた、東区随一のスポーツ施設である。
 美香保という地名は、この美香保公園が発祥。公園のために土地を寄進した宮村氏、柏野氏、大塚氏の三氏の頭文字から「みかお」と名付けられ、それに「美香保」の漢字を当てたもの。当て字のせいで読みを変えられてしまった大塚氏が少しかわいそうである。
 札幌市の都市計画公園第1号である美香保公園だが、もともとは戦時中の1942年(昭和17年)の空襲の被害拡大防止と避難地である「防空緑地」として計画された場所。そのために敷地内には軍の施設が多く造られていた。その中には現在も名残を留めるものがある。
 野球場横に奇妙なドーナツ型の古いコンクリートがあるが、これは高射砲台の跡なのだ。そしてそのすぐそばの小高いスキー山も、高射砲台の台座を埋めたもの。取り壊しに費用がかかるため、盛り土で山にしてしまったそうだ。
 なお、この高射砲台があったため、この地は機銃掃射の標的となった。札幌では唯一だろう、市民に開かれた公園の中の戦争遺跡である。

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