西福寺古墳

古墳・ストーンサークル

平成29年(2017)2月10日(金) 溝の口(JR)~(厚木街道)~梶ケ谷第3公園(西福寺古墳)~梶ヶ谷駅(東急) (約3.8km) 神奈川県川崎市高津区梶ヶ谷 (梶ヶ谷第3児童公園内)

  泊まりの東京出張の朝、二日酔いを振り切って6:00に起き、走りに行くことに。
 宿の品川から東海道線に乗って川崎を経由し、南武線で溝口まで行く。
 今日の目的は、多摩川左岸(富士山側)の史跡を訪ねることである。
 
 溝口から厚木街道を走って、梶ヶ谷駅に向かう道を右折する。高級住宅街であり、出勤途中のお洒落な人々とすれ違う。しばらく南下すると、川崎市橘処理センターの手前で、右折すると、公園の中に、西福寺古墳があった。この地は周辺より高い丘陵にあり、古墳の上からは周辺の住宅地の景色のみならず、遠くに富士山も望めた。
 古代の権力者の思いをはせながら、時間も無くなってきたので、近くの梶ヶ谷駅に戻る。

【掲示板転載】
 西福寺古墳は、矢上川左岸に築かれた高塚古墳群の中にあって、規模が大きく、保存状態も極めて良好です。
 昭和57年古墳の景観整備の一環で行われた発掘調査の結果、この古墳が築かれたのは、六世紀中ごろから後半と考えられ、直径35m、高さ5.5mの円墳で、墳丘の周囲には、幅6~7.5m、深さ80cmの溝(コンクリートブロックで舗装されている部分)がめぐらせられていたことがわかりました。
 また出土した埴輪の中には、水鳥を模した埴輪の頭部も発見されています。

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