音更町駒場

山登り

令和5年(2023)10月29日(日) 約13.6km 2時間1分 音更町駒場市街~家畜改良センター十勝牧場事務所~展望台(159m)

曇天模様であるが、史跡を求めて吉方の西方である音更町駒場を訪問。駒場の公民館に車を停めて、まずは駒場神社を訪問。お参りしてから「駒場発祥の地」へ。

 「駒場発祥乃地碑」には、表面にそのとおり刻まれており、裏面には「平成十年九月十五日駒場開拓百年記念事業実行委員会」と刻まれている。その横には古びた金属の標柱があり、「明治三八年十一月十 駒場小学校発祥の地」と記されていた。

 その後、家畜改良センター十勝牧場を訪問することとし、白樺並木を走る。ここは樹齢40年ということだが、葉っぱが落ちていて紅葉は終了していた。十勝牧場内の事務所の横には、古い事務所が残っており、その横には説明板があったので転載する。
「家畜改良センター十勝牧場 明治43年(1910)、国は、日露戦争を契機に、馬産改良に重点を置き、「十勝種馬牧場」を創設しました。当初の面積は約13,756ha。戦前は種馬と繁殖と改良を任務とし、民有馬の種付業務を行い、馬産王国十勝のの発展に大きく貢献しました。現在の総面積約4,092haで、馬・めん羊・乳牛・肉用牛の家畜改良、飼料作物種子の増殖と畜産技術者の養成を行っています。牧場は、大正12年(1923)に陸軍省から農商務省(農林水産省)に移管され、名称を「十勝種馬所」「十勝種畜牧場」「家畜改良センター十勝牧場」へと変えました。明治末期の旧事務所は、白樺並木の北にあり、往時をしのばせています。音更町教育委員会 平成二十四年十月」

 少し迷ったが、3km離れた展望台に向かうことにする。途中、重種馬が放牧されていて、登り坂の前には夫婦柏(樹齢200年)が聳えていた。登り坂を登り終えると、曇り空ながら絶景が広がっていた。そして石碑が設置されていた。

 その石碑は、基台に「十勝種畜牧場整備記念 場長 大下正夫」と刻まれ、その上の石には「群蹄 昭和四十七年十月二日 農林大臣 足立篤郎」と刻まれていた。そして家畜改良センター十勝牧場の概要の説明板があったが、ここでは内容を割愛する。

 

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