士幌町下居辺の石碑

石碑等(開拓記念碑)

令和6年(2024)3月9日(土) 北海道河東郡士幌町字下居辺西2線付近

 士幌町中士幌に向かう途中、下居辺の道の駅の向かいに石碑を見つけた。

【開拓百年】
 石碑には上記のとおり刻まれ、その下に「前士幌町長飯島和志書」と刻まれている。裏面には次のとおり刻まれていた(一部不鮮明)。「下居辺の開拓は、明治三十?年・・・鍬を下ろし・・・飯島和吉氏への引き継がれ・・・本格的な開墾を始める・・・」

【飯島和吉翁頌徳碑】
 表面には上記のとおり刻まれ、裏面には次のとおり刻まれていた。「飯島和吉翁頌徳碑の由来 十勝支庁長 寺田真一選書 翁は埼玉県の産夙に北方開拓に志し明治三十五年渡道 干余に亘り本道を視察 居を下居辺に卜し定住するや農本のことを決意即ち立地条件に適合する混同農業を提唱して自らも之を実践 大正五年官設駅逓を経営牛来挙げられて幾多の名誉職を奉して部落の振興に貢献 郵便局長万面委員となって社会福祉の向上に努め特に当部落が池田から士幌村に編入後多難を打開自立自営理想郷建設の基本を打ち立てる等等枚挙に暇なし 昭和あ十四年十一月齢六十にして逝去のその間公益に尽くされた数数の功績は衆人の斉しく最仰して止まいるところ茲に下居辺地方住民一同事歴を刻した碑を建てて後の世に伝えんとするものなり 昭和二十五年十一月 部落発祥の地に之を建つ」

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