東用水記念碑(札幌市西区西野)

旅ラン

令和4年(2022)9月3日(土) 

 家~西区西野3条2丁目(東用水記念碑)~家

約5.5km 50分

 山の手図書館に行きがてら、碑を訪問。
 西野の北1条宮の沢通と手稲左股通の交差点の角に、西消防署西野出張所があり、その東側の空き地の中にひっそりと石碑がたたずんでいる。
 大きな石板の碑面には、「東用水記念碑」と大きく刻まれ、その左側に「龍堂書」と添えられている。
 碑の背面には、 「昭和三十三年九月八日 東灌漑溝組合員一同 大正十三年二月十九日水利権確認 佐々木熊吉 竹末保太郎 他三十五名 施工 琴似町 石谷石材店」 と刻まれている。
 西野地区の開拓は、明治4年に越後からの入植者の手によって進められたが、地域の中心を流れる発寒川の清流がありながらも、水利がとても悪く、開拓は困難を極めたそうだ。その後灌漑溝や用水路が整備されて米作が広く行われるようになり、西野米の産地として有名になったそうな。

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