大平山祠・桜チャシ

城郭・チャシ

小樽市(ウイングベイ小樽~朝里~大平山祠~桜チャシ跡~桜ロータリー)

 令和2年5月17日(日)9.8km 1時間24分

 青木由直氏の「小樽・石狩秘境100選」に掲載されていた、小樽市朝里の大平山祠と桜チャシ跡を訪問することに。ウイングベイ小樽に車を停めて海岸線を朝里に向かう。朝里川の橋から目指す太平山祠が見えてきた。崖の下なので行く道があるかどうか心配だったが、人が通れる坂道がすぐに見つかり簡単に到着することができた。お参りしてから、鍵がかかっていない扉を開けて中を見ると、神様が祀られている石と何故か草履が祀られている。ネットに由来があったので、転載させていただく。
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【転載はじめ】
朝里太平山とお小夜地蔵
朝里太平山碑は、定山渓温泉の開発功労者である美泉定山法印が揮毫し、古代文字で有名な手宮洞窟の発見者、石工長兵衛が彫ったものです。
その由来は、当時小樽内場所の朝里荒浜に住んでいた鍛冶屋の柴田長太郎が、郷里の秋田に里帰りする妻子の無事帰着を祈願するため、秋田太平山三吉神社に参籠修行したことのある定山法印に頼んで、朝里川から出た大石の中央に「太平山」左右に「海上安全」、「漁業円満」と筆を入れてもらい、そしてその文字を刻んだのが神威古丹の福田藤右衛門方に寄宿していた石工長兵衛であり慶応三年(一八六七年)五月十七日に鎮座祭がとり行われました。
また、朝里川左岸の河口から約二五○メートル程の所に奥宮があります。
(中略)
平成十七年八月二十八日
朝里郷土史家 小林 廣 著
「朝里太平山由来記」「恋の弁天島」による
廣四男 小林定典記
【転載終了】

次に朝里インターチェンジの方向に走っていくが、小雨が降ってきた。朝里インターチェンジを過ぎて、道道小樽環状線を山の方に登っていき、望洋東公園に到着する。ここが桜チャシ跡である。

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 現在遺構は残っていないが、ネット農場から推測するに、正面に向かって右側の丘がそうだろうと思い登城する。丘の上は木もまばらであったが、眺めも良くチャシであったと想像し、公園をあとにする。

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