東條牧拓翁之碑

石碑等(開拓記念碑)

令和5年10月28日(土)本別町勇足

本別町勇足市街の西側、利別川を渡り、十字路を右折して本別町市街に向かう道のすぐのところに「東條牧拓翁之碑」を発見した。基台には以下のとおり刻まれていた。本別町の記念誌から転載。

「開拓功労、東條牧拓翁之碑」は勇足駅を距る約1,400米、勇足川西中東条正夫氏所有地内に建っている。村会の協賛を得、本別村民その他の有志の寄附により昭和三年六月、総工費3,300円を以て建立せられたもので碑文は次の如くである。
「翁名儀三郎、安政六年十一月十一日生干徳島県那賀郡立江村、資性温良剛健、夙在村長之要職、偶明治三十年、徳島県選出代議士板東勘五郎等、得未開地三百艅萬坪干中務管理人、自阿波国那賀、海部、勝浦三郡、率百六十艅戸而渡道、時方十勝開拓之頭緒而老樹鬱蒼生荊棘繁茂、路不開、乃翁以躬行先業、協力激励排幾多困難、遂能完此新天地開拓之実、加之為渡道以来凋寒村外十三箇村総代人、常為公共儘悴、終始慈恵円満其徳洵宏大、因頌徳焉。 昭和三年六月 北海道帝国大学総長正三位勲一等農学博士佐藤昌介題並撰」

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